- マサイ族(ケニア・タンザニアに伝わる古くからの教え)
Even a lion has to run to catch a small zebra.
皆さん、ごきげんいかがですかな? ホーッホッホッホッ。今回ご紹介するのは、アフリカ大陸、ケニアとタンザニアの広大なサバンナに生きるマサイ族に、古くから伝わる教えでございます。
百獣の王たるライオンでさえ、たとえ相手が小さなシマウマの子であろうと、決して手を抜かずに全力で走り、狩りをする――。この言葉には、マサイ族の過酷な自然環境と、命を繋ぐための切実な「努力」の重みが凝縮されております。
サバンナでは、一瞬の油断が死を意味します。ライオンの悠々とした姿からは想像もつかないほど、彼らは常に生き残るために真剣勝負を繰り広げている。小さな獲物だからといって慢心すれば、その日の糧を失い、飢えることになりかねません。この教えは、生存競争の厳しさを知るマサイ族にとって、どんな状況でも全力を尽くすことの重要性を説く、何よりも重い知恵なのですよ。
現代の私たちも、往々にして目の前の課題を「大したことない」と軽んじ、つい手を抜いてしまいがちですな。しかし、このマサイ族の教えは、どんな小さな目標や仕事であっても、ライオンが獲物に挑むがごとく、真摯に向き合うことの大切さを思い出させてくれます。日々の積み重ね、一つ一つの努力こそが、やがて大きな希望となり、豊かな実りをもたらす。これは、彼らの知恵が現代社会を生きる私たちに与えてくれる、普遍的な慈悲とも言えるでしょう。
さあ、あなたは今日の「小さなシマウマ」に、どれほどの本気を見せられますかな? ホーッホッホッホッ、あなたには、そのための『心のスキマ』、ございますかな?
引用元:マサイ族の口承伝承



