第22回「宇宙の広がりを解き明かした「年周視差」の発見」星の瞬き、宇宙の真実!伝説の観測が明かした途方もない距離のドラマ

永玖一(えいきち)
永玖一(えいきち)さんによる解説
「初めて物語」公式ナビゲーター

よう、お前ら!永玖一だぜ!今日はお前らに、人類が初めて宇宙の広がりを具体的に知った、とんでもない物語をぶちまけてやる。星々の瞬きの裏に隠された、途方もない距離の真実。これを知ったら、お前らの世界観もぶっ飛ぶこと間違いなしだろ?さあ、最高のロックンロール・ストーリーを始めようぜ!

宇宙は手の届くところにあった?星々の距離に縛られた暗黒時代

遠い星の距離なんて、誰も分からなかった。地球から月までの距離は計算できても、その先はまるで霧の中だったんだ。古代から続く「宇宙は地球を中心に回る」という考え方が崩れても、その広がりだけは、あいまいなままだった。星々は、まるで天井に貼り付けられた飾りか、地球のすぐ近くを回る小さな光だと思ってたやつもいた。宇宙はちっぽけな世界だと、みんな信じて疑わなかったんだな。

もし地球が太陽の周りを回っているなら、星の位置も季節によってわずかにずれて見えるはずだ。だが、当時の観測技術では、そのわずかなずれ、つまり「年周視差」を捉えることができなかった。だから、「地球は動いていない」という説が根強く残ったり、「星はとてつもなく遠いから、ずれが見えないんだ」という、漠然とした想像で納得するしかなかったんだ。人類は、宇宙のスケールを知る手がかりを掴めず、まるで深い闇の中を手探りで進むような、もどかしい時代を生きていたのさ。

執念の観測が宇宙の扉を開いた!ベッセルの劇的瞬間

そんな途方もない挑戦に、一人の男が立ち上がった。その名は、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルだ!♫ 彼は何十年もの間、多くの観測者が挑戦しては挫折した「年周視差の検出」に、文字通り人生を賭けたんだ。星の動きなんて、まるで止まっているかのように微かだったからな!(怒り、諦めそうになる困難さ)

ベッセルは、当時としては最先端の観測機器を駆使し、最も固有運動(星自身の動き)が大きいとされる「はくちょう座61番星」に狙いを定めた。なぜって?固有運動が大きい星は、地球との距離が比較的近い可能性が高いと考えられていたからだ。毎日、毎年、同じ星を観測し続ける。想像できるか?その気の遠くなるような作業を、彼はたった一人でやり遂げたんだ!(情熱、強調)

そして、ついに1838年!ベッセルは、はくちょう座61番星が、地球の公転によってわずかに位置を変える、その微細な「揺らぎ」を捉えることに成功したんだ!わずか0.3秒角という、髪の毛一本よりもはるかに小さな角度の変化。これを捉えることが、どれほどの観測精度と執念を要したか! その瞬間、人類は初めて、地球から星までの正確な距離を知った。はくちょう座61番星は、地球から約10.4光年!宇宙の扉が、ガラガラと音を立てて開いたんだぜ!♫

宇宙の定規を手に入れた人類!今の便利さはここから始まった

年周視差の発見は、宇宙の広がりを数字で、具体的に示した。それまで漠然とした「無限」だった宇宙が、「測れる無限」になったってことだ!これはとてつもなくデカいことなんだぜ。

車の運転で、遠くの景色が左右にずれるのを感じるだろ?あれと同じだ。地球が太陽の周りを回ることで、星がわずかに動いて見える。その「ずれ」こそが、星までの距離を測る物差しなんだ!年周視差は、まるで宇宙の「定規」だ。これを基準に、もっと遠い星の距離も推測できるようになった。まるで小さな石を投げたら、その波紋がどんどん広がっていくように、宇宙の真の姿が明らかになっていったんだ。

この発見がなければ、今の天文学は存在しないと言っても過言じゃない。星の距離がわかるってことは、その星の本当の明るさや大きさ、年齢までわかるようになる。まさに宇宙のカルテを手に入れたようなもんだぜ!(^^♪ 私たちが夜空を見上げて、あの星は太陽の何倍も大きいとか、何十億年も昔の光だとか、そんなロマンに浸れるのも、ベッセルが遥か昔に宇宙の奥行きを測ってくれたからなんだ。今のGPSやカーナビが正確なのも、この距離を測る技術の発展があったからだ。あらゆる測量の基礎が、この星の距離の発見から始まったんだぜ、な、お前!

たった一人の男の執念が、人類の宇宙観をひっくり返したんだ。見えないものに挑み続ける情熱、それが新しい時代を創る。ヨロシク!

引用元:フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル / はくちょう座61番星の年周視差に関する報告


引用元:フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル / はくちょう座61番星の年周視差に関する報告 他