10/22の名言)人は人によって人となる

  • ズールー族(南アフリカ)に伝わることわざ(古代から)

Umuntu ngumuntu ngabantu.


今日は月曜日、世界各地の古いことわざから、南アフリカ、ズールー族に伝わる深く重い言葉を皆さんに紹介したい。それは、「Umuntu ngumuntu ngabantu.」だ。日本語では「人は人によって人となる」と訳されることが多い。この短い言葉には、アフリカの広大な大地で、人々が互いに助け合い、支え合って生き抜いてきた歴史と知恵が凝縮されているんだ。過酷な自然環境の中、一人で生き抜くことは不可能に近かった。共同体の中でこそ、人は初めて「人」として存在できる。そこには、まさに慈悲と共生の精神が息づいているわけだ。

かくさんも若い頃は、本当に苦労したもんだ。満足な教育も受けられず、明日どうなるかも分からんような毎日だった。しかし、あの時、周りの人々が分け隔てなく手を差し伸べてくれたからこそ、今の私がある。その時の温かい心は、今でも決して忘れない。

日本でも「お互い様」とか「持ちつ持たれつ」という美しい精神が古くからあるだろう。現代社会は便利になったが、どこか人とのつながりが希薄になり、孤独を感じる人も少なくない。そんな時代だからこそ、このズールー族の言葉は、私たちに人間として最も大切なことを思い出させてくれる。慈悲とは、ただ可哀そうだと感じるだけじゃない。相手の存在を認め、その苦しみを我が事のように感じ、具体的な行動で手を差し伸べることだ。この言葉は、人間関係の根源にある深い共感と連帯を説いているんだ。

「よし、やろう!」という気持ちは、まず相手を理解することから始まる。そして、「度胸と人情」がなければ、この言葉の真髄は理解できないだろう。目の前の人の喜怒哀楽に、どれだけ心を寄せられるか。それが、私たち自身の人間性を豊かにし、より良い社会を築く道なんだ。皆さんは、この言葉から何を感じるかね?


引用元:ズールー族の口頭伝承 / ウブントゥ哲学