- ジャンヌ・ダルク (フランス、1412年頃 – 1431年)
Je n’ai pas peur, je suis née pour ça.
俺がまだ若かった頃、政治の荒波に飛び込んだ時も、この「勇気」ってやつにはずいぶん助けられたもんだよ。周りからは「お前には無理だ」「身の程を知れ」なんて声が聞こえてくる。だがな、そんな時こそ、「よし、やってやろうじゃないか!」って腹を括るんだ。これができなきゃ、何も始まらねえ。
今日の言葉は、フランスの乙女、ジャンヌ・ダルクの言葉だ。百年戦争のまっただ中、フランスがイギリスに追い詰められ、国民が絶望の淵にいた時代に、彼女は神の声を聞いたと信じ、たった一人で立ち上がった。農民の娘が、甲冑をまとい、軍を率いるなんて、普通なら笑い飛ばされる話だ。だが、彼女は自らの信念を貫き、実際に劣勢だったフランス軍を勝利に導いたんだから、これはすごいことだ。
彼女がこの言葉を口にしたのは、おそらく、自らの使命を強く意識した時だろう。異端審問にかけられ、火刑に処されるという極限の状況でも、彼女は信念を曲げなかった。その背景には、故郷のフランスを救うという強い思いと、神からの使命を全うするという揺るぎない覚悟があった。当時の人々にとって、一人の少女の「勇気」は、まさに暗闇の中の希望の光だったに違いない。
日本人もな、古くから「武士道」なんて言葉があるように、どんな困難にも「覚悟を決める」美徳を持ってきた。現代の我々も、新しい仕事に挑戦する時、大切な決断を迫られる時、あるいは、自分の意見を主張する時、心のどこかで「失敗したらどうしよう」「周りにどう思われるだろう」と恐れることがある。だが、ジャンヌ・ダルクの言葉は、そんな我々に、「恐れるな、お前にはやるべき使命があるだろう」と問いかけてくるようだ。人間、度胸がなけりゃ、何もできねえんだ。自分の内なる声に耳を傾け、信念を持って一歩踏み出す勇気。それこそが、時代を超えて人々を動かす原動力になるんだな。
さあ、お前さんも、今日一日、自分の「生まれた目的」に立ち返って、何か一つ、勇気を出してやってみないか?
引用元:ジャンヌ・ダルク / 伝記・裁判記録より



