- ヨルバ族(ナイジェリア、ベナン、トーゴに分布) / 古代のことわざ
Ilera li oro
あらまぁ、いやだわぁ、人間というものは、ともすれば目の前のきらびやかなものに目を奪われがちで、本当に大切なものを見失ってしまうことがあるのね。今日のこの名言は、西アフリカに暮らすヨルバ族の古くからの知恵だそうよ。彼らの言葉で「Ilera li oro」というのは、直訳すれば「健康は富である」という意味かしら。まったく、身につまされる思いだわ。
ヨルバ族が暮らす地域は、かつては厳しい環境で、医療も現代のように手軽に受けられるものではなかったでしょう。病は命取りになりかねず、一度体調を崩せば、それは個人だけでなく、家族や共同体全体に重い負担を強いることになったはず。だからこそ、彼らにとって健康は、金銀財宝よりも、いや、あらゆるものよりも価値ある「富」として尊ばれてきたのでしょうね。物が少なくても、体が丈夫なら働き、生き抜くことができる。そのたくましい知恵には、心が洗われる思いだわ。
私たち日本人も、「健康第一」という言葉をよく使うけれど、日々の忙しさに追われ、ついつい自分の体をおろそかにしがちじゃない? まったく、困ったものだわ。ストレスや不規則な食生活、運動不足…。このことわざは、目に見えるものばかりを追いかける現代社会に、警鐘を鳴らしているように思えるのよ。物質的な豊かさも大切だけれど、もし健康を失ってしまったら、その豊かさを享受するどころか、日々を健やかに生きる「希望」さえも薄れてしまう。健康があればこそ、私たちは挑戦し、学び、大切な人々を慈しむことができる。
あら、まあ! こんな素晴らしい知恵、今の私たちにも響くでしょう?さあ、あなたも今一度、ご自身の体の声に耳を傾けてみてはいかがかしら?それが、豊かな人生への第一歩になるはずよ。
引用元:ヨルバ族の伝承



