10/14の名言)感謝は全ての美徳の源である。

  • マルクス・トゥッリウス・キケロ、古代ローマの哲学者・政治家 (紀元前106年-紀元前43年)

Gratitude is not only the greatest of virtues, but the parent of all others.


キケロの言葉、「感謝は全ての美徳の源である」。これは、今も昔も、そして東洋も西洋も関係なく、人間の根っこを揺さぶる真理だと、私は思うんですな。よし、分かった。 この言葉の重みは、我々が生きる現代社会においても、決して色褪せることはありませんよ。

キケロが生きた古代ローマは、権力闘争が渦巻き、裏切りも日常茶飯事の、それはそれは厳しい時代だった。そんな中で、彼は「美徳」という人間の根本的な価値を説き続けた。私自身もな、若い頃は貧しい農家の倅で、何もかもが手探りだった。頼れるのは自分だけ、なんて思い込みがちだったが、いやいや、そうじゃなかった。困った時に手を差し伸べてくれた友人、厳しい教えをくれた師、そして陰で支えてくれた多くの人々の存在があったからこそ、今の私がある。あの頃の苦労を思えば、どんな小さな恵みにも、本当に感謝しかないんだ。

日本には「おかげさま」という美しい言葉があるだろう。これは、自分一人で成し遂げたことなど何一つない、全ては周りの人々や自然の恵みがあってこそ、という感謝の心そのものだ。現代社会では、とかく「自分の力」ばかりが強調されがちだが、そんな風潮の中でこそ、キケロの言葉は私たちに大切なことを思い出させてくれる。
「感謝」は、相手への敬意を生み、助け合う心を育む。それがひいては、社会全体をより良い方向へ導くのだ。人間はな、感謝の気持ちがあるからこそ、困難を乗り越える希望を見つけ、他者への慈悲の心を持てるようになるんだ。

考えてみれば、私たちの周りには感謝すべきことが溢れている。目の前の食事、家族の笑顔、何気ない日常。これら一つ一つに、私たちはどれだけ気づいているだろうか? この言葉を胸に、今日一日、小さな感謝を見つけてみてはどうだろうか。


引用元:マルクス・トゥッリウス・キケロ / 彼の思想をまとめた格言より