Windows7サポート終了
今週14日を以ってWindows7のサポートが終了しました。
そもそもサポート終了に伴い,なぜ”使うな!”というのでしょうか。
その前に,サポートとは何でしょうか?
製品のリリースから最低5年間は
- サービス パック サポート
- メインストリーム サポート
- 延長サポート
があります。
サービスパック サポートとは,定例アップデート以外である程度まとめて提供されるものです。メインストリーム サポートは,新機能の追加の他,脆弱性を含めその他対策を行ってくれます。そのメインストリーム サポート終了から更に5年間,延長サポートとして脆弱性の修正をサポートします。
今回は延長サポートが終了となったのですが,上記の各サポート次のようなサイクルになっていたのです。
- 2009 年 10 月 22 日
- ライフ サイクル開始
- 2015 年 1 月 13 日
- メインストリーム サポート終了
- 2020 年 1 月 14 日
- 延長サポート終了
- 2013 年 4 月 9 日
- サービス パック サポート終了
アップデートのサイクルについて,Windows10ではこちらの記事をご覧ください。
Windows10 Creators Update サポート終了
この事を踏まえて,なぜ”使うな!”なのか。
延長サポートの終了したWindowsPCを使い続けるリスクとして次の事が言われています。
システムや接続デバイス,ソフトウエアなどが非対応となり,脆弱化が進む。
そして脆弱となったシステムには,保存データの漏洩やマルウエアの感染といったリスクが増すのです。
しかし「ネットを使わなければ大丈夫」と聞くこともあります。リムーバブルデバイス経由で感染という事もありますしリスクは払拭できません。そういったデバイスの接続時にウイルススキャンを施せば大丈夫では?と思っても,ウイルス対策ソフトもサポートをずっと継続するわけではないのです。
引用:Windows 7 が終了! その後ウイルス対策ソフトはどうなる? 各社調査してみた。
以上から,私はご相談があればリプレースすることを勧めています。
過去,WindowsXPの延長サポートが終了した後にネット接続した様子があります。
わずか1分ほどで感染してしまうのです
あまり関心のない方は,よーく考えて使いましょう。