枯渇間近!IPv4

アジア太平洋地域のRIR、APNICは2011年2月1日にIANAからIPv4アドレス2ブロックの割り振りを受けたと発表したそうです。
するとIANAの残り在庫は5ブロックとなり、「最後の5ブロックは、五つのRIR(AfriNIC、APNIC、ARIN、LACNIC、RIPE NCC)に1ブロックずつ割り振る」というポリシーを施行することになっているらしく、冒頭の手続きによる割り振りは、今回が最後となるのだそうです。

そもそもIPv4グローバルアドレスは階層的に管理されていて、

IANA(Internet Assigned Numbers Authority)

RIR(地域インターネットレジストリ)

NIR(国別インターネットレジストリ)

LIR(ローカルインターネットレジストリ)

企業や個人などのユーザ

と順番に割り振られていくそうです。
そして各階層のレジストリは、手持ちのアドレスが不足してきたら一つ上の階層の組織に申請して追加をもらう仕組みということです。

ITpro:IPv4アドレス枯渇は秒読み段階に、IANAが“残り”2ブロックを割り振り