Speedyboot

先日、日経Linux11月号の特集にあったSpeedyBootをEeePC901-XにWindowsXPとデュアル・ブートできるようセットアップしてみたんです。

SpeedyBootとは、10数秒あれば起動するLinuxベースの超軽量OSです。

特にネットブックなら、”ちょっとネットで調べたいことがある”といった時、これが使い勝手が良いのです。

EeePCは理由があり、WinXPで使っています。

SSDなので速いのですが、普通に使うとCドライブがあっという間に一杯になってしまうので

可能な限りシステムフォルダは、ハードリンクでDドライブやSDカードに退避させた上、休止モードを使えるようしてあります。

PCを閉じれば、休止モードになるのですが、少々待ち時間ができるのが難点でした。

インストールとブートローダの設定は難しくなかったけれど、無線LANの認識で手こずりました。

起動時に短時間でドライバをロードするよう、プロファイルを作成し、これをもとにブートイメージを作るのです。

この作業はFadora11上でということなので、別のPCでその仮想環境を作り、カーネルをビルドし、EeePC間のデータ受け渡しはDropBoxを使いました。

特集の記事を凝視しては、何度か繰り返しましたがうまくいかず途方に暮れていたところ、答えはすぐ出ました。

ESS-IDステルスを有効にしていたため、アクセスポイントを検索できなかったということでした。

無効にするとこれまでのことが嘘のように、うまく動いてくれました。

あとで気付いたのですが、開発者サイトのぽちネット-Linux備忘録-には、いろいろ情報があります。

現在は公衆無線LANスポットでも接続が早く、大活躍です。SpeedyBootスゴい!