6/2の名言)人は信じるものになる。

  • マハトマ・ガンジー、インド、1869-1948

ええか、よう聞け。今日、お前さんたちに聞かせたいのは、インドが生んだ偉大な指導者、マハトマ・ガンジーの、まさに肝に銘じるべき言葉だ。「人は信じるものになる。」短い言葉だが、これほど人間の本質を突いたものはないぞ。

わしも若い頃は、本当に苦労したもんだ。ろくな学もなかったが、この目で世の中を見て、自分で道を切り開くしかねぇと 心底思ったもんだ。 周囲からは「そんなこと無理だ」「お前には無理だ」と言われたことも一度や二度じゃねえ。だがな、わしは自分の信じる道を ただひたすら進んだんだ。 あの頃、もしわしが自分の可能性を信じなかったら、今こうして、お前さんたちにものを語ることもできなかっただろう。自分の心の中にある信念こそが、自分を動かす原動力になるってことだ。

ガンジーは、英国の植民地支配下にあったインドで、非暴力・不服従の精神を貫き通した。あの小さな体で、一体どれほどの 逆境と困難に立ち向かったか。 それは並大抵のことじゃねえ。彼は、インドの独立という 途方もない目標 を掲げ、それを「信じ抜く」ことで、何百万という民衆を動かし、歴史を変えたんだ。彼の生涯は、まさにこの言葉を体現していたと言えるだろう。

この言葉はな、日本人にも深く響くはずだ。「志」という言葉があるだろう? 武士道精神に通じる、固い信念だ。戦後の日本が、焼け野原から奇跡の復興を遂げたのも、あの頃の日本人が、きっと「できる」と 信じて疑わなかったからだ。 どんなに周りが無理だと言っても、自分が「こうだ」と信じる心。それがなければ、何も始まらねぇし、何も成し遂げられねぇ。現代を生きるお前さんたちも、時として自信をなくしたり、何を信じたらいいか分からなくなることもあるだろう。

だがな、 自分の可能性を信じること。 自分自身の心と向き合い、何を成し遂げたいのか、どう生きたいのか、 腹の底から問い詰めてみろ。 その答えが、お前自身を未来へと導くんだ。よし、わかったな! 自分を信じることが、お前自身の未来を作る。この言葉を胸に刻み、これからの時代を力強く生き抜いていけ。これで決まりだ!


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引用元:マハトマ・ガンジー / 『ガンジー自伝―真理の探求』