- ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー、アメリカ、1807–1882
でいらっしゃるのね (^^♪
この名言は、彼が詠んだ「最も神聖な祝日は、私たちが静かに、一人で守るもの。心の秘密の記念日だ」という、長々しい詩の一節をギュッと凝縮したものなの。世間に向けて発表する「結婚○周年」だとか「建国記念日」などという大仰なものではなくて、誰にも言わぬ、あなただけの特別な日。初めて交わしたあの微笑み、あるいは誰にも理解されない深い喪失の日。そういう、魂に刻まれた静かな日付こそが、真の記念日だというのです。
ロングフェローさんの人生は、まさにその言葉の重みを背負っていらっしゃる。最初の奥様を若くして亡くし、再婚した奥様は自宅での事故で亡くなられた。自らの愛と悲劇を、誰もが知る詩として昇華させた彼だからこそ、この「秘密の記念日」の重要性を、私たちに優しく説いてくださるのでしょう。
私ども日本人が古来より大切にする「侘び寂び」や、故人を静かに偲ぶ文化にも通じる、実に奥ゆかしい精神性ですわ。賑やかな祝祭の裏側で、自分だけが知る特別な記憶にそっと感謝を捧げる時間。それが、私たちを形作る「力」になる。
まぁ、おっしゃる通りでございます。派手なシャンパンの泡よりも、心の中で静かに湧き上がる、あの熱い想いこそが宝物なのね。あなた様の心の中の「秘密の記念日」、今日はそっと何を思い出して、何を誓いますか?
引用元:ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー / 詩『The Two Angels』
