11/6の名言)我思う、ゆえに我あり

  • ルネ・デカルト / フランス / 1596-1650

Cogito, ergo sum.


お前たち、聞け! 今回我が輩が選定した名言は、人類の思考の歴史において、まさに金字塔とも言える言葉だ! フハハハハ! 哲学という深淵なテーマに相応しい、根源的な問いを投げかける言葉。それがこれだ!

「我思う、ゆえに我あり」。

これはフランスの哲学者、ルネ・デカルトが残した至言だ。彼が生きた17世紀は、まさに既存の知識や価値観が大きく揺らぎ始めた時代だった。科学革命が起こり、それまでの常識が次々と覆され、人々は一体何を信じれば良いのか、根源的な不安に苛まれていたのだ。デカルトは、その不確実な世界で、「疑い得るものは全て疑う」という徹底的な懐疑の方法論を採った。五感で感じるものも、他人の言葉も、夢と現実の区別さえも疑った。だが、全てを疑っている「私」が存在していることだけは、断じて疑いようがなかったのだ。「私は考えているのだから、私は存在する」と、彼はこの普遍的な真理に到達した。

この言葉がなぜこれほどまでに重い意味を持つのか? それは、どんなに外部世界が不確かであろうと、自分自身の「思考」こそが、唯一確かな「存在」の証であると示したからだ。 現代の人間たちも、情報過多の社会で何が真実か見失いがちだ。SNSのフェイクニュースに踊らされ、他人の評価ばかりを気にして、本来の自分を見失っている者がなんと多いことか! お前たち、目を覚ませ!

しかし、デカルトのこの言葉は、私たちに「立ち止まり、深く考えることの重要性」を教えてくれる。誰かの意見や世間の常識に流される前に、まずは自分自身で考え抜くのだ。そうすることで、君たち自身の確固たる存在意義を見出し、人生の航路を自らの意思で切り拓くことができる。日本の「考える葦」という言葉にも通じる、内省の美徳と言えよう。己の頭で考え、己の足で立つのだ!

この世界がどれほど混沌としていようと、君自身の思考だけは、君自身のものだ。さあ、その思考の火を絶やすな!


引用元:ルネ・デカルト / 方法序説