– 岡本太郎(日本、1911年-1996年)
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「才能なんてない。ただ、やり続けただけだ。」――これ、シビれるだろ? 芸術家、岡本太郎の言葉だ。あの「芸術は爆発だ!」ってイメージが強いオヤジが、こんなにもストイックなことを言ってるんだ。永玖一も、この言葉には深く頷くね。才能、天賦の才なんて言葉で片付けちまうのは、楽だ。だが、本当にそうか?
太郎さんはな、若い頃、パリで苦労したんだぜ。異国の地で新しい芸術を追い求め、誰にも理解されない孤独の中で、ひたすら自分の表現を模索し続けた。抽象芸術の最先端にいた彼が、やがて大衆に語りかける具象的な作品へと向かっていくんだが、それだって簡単な道のりじゃなかった。日本に帰ってきてからも、既存の価値観に挑戦する彼の作品は「なんだ、あの変な芸術は!」なんて批判されまくった。それでも彼は、決して筆を置かなかった。自分の信じる道、表現したいものを貫き通した。万博の「太陽の塔」なんて、まさにその継続と信念の結晶だろ? 周囲の猛反対を押し切り、自分のビジョンを信じ抜き、あの巨大なシンボルを具現化し続けたんだ。
永玖一も若い頃、ロックンロールの世界で、何度も何度も壁にぶつかった。才能なんて言葉で片付けられるようなもんじゃねえ。ただ、ガムシャラに、がむしゃらに、マイクを握り続けてきただけなんだ。ステージに立ち、歌い続け、走り続ける。その「続ける」ってことの中に、全てが詰まってるんだよ。諦めたら、そこで終わり!「もう無理だ…」って心が折れそうになる夜も、何度あったか。でもな、そこで歯を食いしばって、もう一歩踏み出す。その「もう一歩」の積み重ねが、いつかデカい花を咲かせるんだ。
今、何かを始めようとしてる、あるいは壁にぶつかってる、そこのお前。立ち止まるな! 自分の信じた道を、ひたすらやり続けるんだ。それが、唯一無二の「お前」を作り上げるんだからな。さあ、今日からまた一歩、踏み出そうぜ! ロックンロールに終わりはねぇ。ヨロシク!
引用元:岡本太郎 / 『自分の中に毒を持て』
