1/3の名言)人の運命は、思考の産物である。

– マハトマ・ガンジー(インド、1869-1948)

諸君、今日は「信念」という、人間にとって一番根本的な力の話をさせてもらう。このガンジーさんの言葉は、わしの人生を振り返ってみても、まさにその通りだと思うね。わしは高等な学問を修めたわけじゃない。小学校しか出ていない叩き上げだが、世の中の仕組みというものは、結局、心の中で何を強く信じ、何を考え続けるかで決まるんだ。若い頃、世間から「どうせ無理だ」「あいつにはできない」と囁かれた時もあったが、わしは心の中で「この国をどうにかして変えてやる」という、それこそマグマみたいな信念を燃やし続けていた。よし、わかった!と、人には見えない頭の中で、まず「できる」という青写真を徹底的に描いたんだよ。

ガンジーさんが何十年もかけてやった非暴力・不服従運動だって、まさにその「思考の産物」だ。強大な支配に力で立ち向かうのではなく、「我々の内面の真実と信念」こそが最強の武器だと信じ抜いた。これは、インドの古くからの知恵、例えばヒンドゥー教の聖典『バガヴァッド・ギーター』にも流れる「内面の修養こそが外の世界を変える」という哲理に深く根ざしている。日本の武士道の「心技体」の「心」の部分、精神的な鍛錬こそが技術や行動の土台になるという考えと、全く同じだとわしは思うね。文化の壁なんてものは、本質の前では全く関係ない。

つまり、人生の設計図は、誰に言われるでもなく、まず自分の頭の中に描かれる。貧乏でも、学がなくても、その「思考」を磨き、信念として固めれば、それはやがて言葉になり、行動になり、そして習慣となって、必ずや「運命」という名の現実を築き上げる。中途半端な気持ちでやっても、結果は出ない。信念は、一度固めたら、もう振り返るんじゃない。やるべきことは、すぐやる。それが筋だ。

あんたの今の人生は、あんた自身の過去の思考が創り出したものだ。だとしたら、明日からの運命を変えるために、あんたは今日、何を心に強く描く?よく考えてみるんだ。


引用元:マハトマ・ガンジー / 彼の思想を伝える書物