1/14の名言)どんな仕事も、取るに足らないものではない。

  • マーティン・ルーサー・キング・ジュニア (Martin Luther King Jr.)、アメリカ、1929年1月15日 – 1968年4月4日

おい、みんな、今のご時世、自分のやってる仕事に意味があるのかって、悩んでる奴も多いだろう。景気や会社の大小で、ついつい自分の仕事が「つまらん」もんだと、悲観しちまう。だがな、このキング牧師の言葉は、そんな迷いを一刀両断する。「どんな仕事も、取るに足らないものではない。」

わしが若い頃、裸一貫で土木の世界に飛び込んだ時を思い出せ。泥まみれ、汗まみれで、誰にも褒められないような、地味な作業の連続だった。朝から晩まで、ひたすら大地を相手に、真剣に向き合うんだ。当時は「これが将来、何になるんだ」と不安に思う日もあった。だが、どんな小さな作業でも手を抜かず、誠意を込めてやり切る。その積み重ねが、後の大きな仕事を支える「基礎体力」になるんだということを、あの頃のわしは肌で感じていたんだ。

キング牧師がこの言葉を吐いた背景を考えろ。当時のアメリカでは、黒人というだけで、清掃業や単純労働といった「見えない仕事」に就くことを強いられ、その労働には差別が付きまとっていた。彼は、どんな仕事であれ、人類の生活を支える労働には、等しく尊厳があると訴えたんだ。これは、わが国の「道」の精神、茶道、剣道、そして「職人魂」にも通じる、極めて普遍的な教えじゃあないか。

ただ飯を食うためにやる仕事と、世のため人のためにやる仕事は、その中身も姿勢もまるで違うんだ。自分の持ち場を精一杯磨き上げることが、結果として誰かの、社会の光になる。そこには、仕事の貴賤なんてものは一切ない。人間、仕事は真剣勝負だ。今の場所で泥臭くやり続けろ。そうすれば、いつか必ず道が開ける。よっしゃ、わかった。

お前は今、自分の仕事に胸を張って言えるか?「これは誰にも負けない」と。その一歩が、お前の人生を変えるんだ。


引用元:マーティン・ルーサー・キング・ジュニア / 1967年演説「Beyond Vietnam」より