1/11の名言)心の記念日こそ最も神聖な祝祭日。

  • ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー(Henry Wadsworth Longfellow)、アメリカ、1807-1882

年が明けて、鏡餅や門松も片付けた1月10日、貴方の心にはどんな余韻が残っていますかな? 賑やかなカレンダーの赤丸は消えても、心の中の赤丸は残っていますか?
さて、今回ご紹介するのは、19世紀アメリカの国民的詩人、ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー先生の言葉です。彼はこう言いました。「The holiest of all holidays are those kept by ourselves in silence and apart, the secret anniversaries of the heart, when the full tide of feeling overflows.」
…どうです、皮肉が効いているでしょう? 世間は派手なイベントやプレゼント交換に血道を上げますが、先生は冷ややかに言い放つ。「本当に尊い祝祭日とは、誰も知らない、たった一人で静かに噛みしめる「心の秘密の記念日」だ」とね。
これは、彼の人生の裏側を知ると、一層重みを増します。彼は二度結婚しましたが、二番目の妻は自宅の火事で悲劇的な最期を遂げてしまった。そのしみと喪失感は、彼にとって誰と分かち合うこともできない、「孤独な内省の時間」を強いることになった。彼の詩作の多くは、この個人的な試練を経て、形式的な信仰や社会の喧騒から離れ、人間の内面にある真実の静けさを見つめるようになったのです。彼の「祝祭日」は、賑わう市場ではなく、静寂の書斎にあった。
日本の読者にも通じる話ですな。お正月で親戚一同が集まり、賑やかに過ごした後、ふと一人になった時に感じるあの充足感虚無感。世間が求める「ハレの日」を演じきった後に、貴方がそっと胸にしまう、人生のあの出来事、あの決意。それが貴方だけの「心の記念日」です。
ホーッホッホッ。 貴方も、他人の視線やカレンダーに踊らされるのではなく、自分だけの「特別な一日」をこっそり持っているのでしょう? それを見つけ出すお手伝い、私、もぐ郎がいつでも引き受けますよ…心のスキマ、お埋めします。(^_-)-☆
さあ、貴方にとっての「最も神聖な祝祭日」は、今日という普通の日の中に、ひっそりと隠れていませんか?


引用元:ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー / 『ハイペリオン』または詩集