AIによる画像生成は,今や特別な技術ではありません。
複雑な設定や高度な描画スキルがなくても「こんなものが欲しい」というイメージを言葉にするだけで
AIが瞬時に具現化してくれます。
以前ご紹介しましたが,私のサポートしている教室でも画像生成は人気です。
今回は様々なAI画像生成サービスがありますが,利用したい初心者の方に向けて
その利用の利点と私たちが守るべき基本的なエチケット・注意点を解説します。

ブログ記事のアイキャッチ,SNSのバナー,プレゼンテーション資料の挿絵など必要な画像を外部に依頼したり
自分で一から描いたりする手間が不要になります。
時間: プロンプト(指示文)を数秒入力するだけで、数十枚の候補が一瞬で生成されます。
コスト: ほとんどのサービスに無料枠があり、プロレベルの画像を格安、または無料で手に入れることができます。
「絵心がないから無理」という壁を完全に破壊します。
スキル不要: 専門知識は不要です。あなたが思い描く「ファンタジーの世界」や「レトロなドット絵」など
頭の中のイメージを言葉で表現するだけでAIが描画してくれます。
試行錯誤の容易さ: わずかなプロンプトの修正(例:「明るく」「風になびくように」など)で
新しいバリエーションが次々と生まれ,創作意欲が刺激されます。
インターネット上によくあるフリー素材ではなく,あなたのサイトやブランド専用の
世界に一つしかないオリジナル素材を簡単に作成できます。
AIは強力なツールですが,利用する際には倫理的な問題や著作権の問題に常に配慮する必要があります。
✅ エチケット 1: 著作権・商標侵害の回避AIは大量の既存データを学習しています。
意図せず既存の作品に似たものを生成する可能性があります。
実在の作品名・キャラ名を使わない: 「〇〇風」や「人気キャラクターA」といった
著作権や商標を持つ固有名詞をプロンプトに使うのは避けましょう。
オリジナル要素の創造に注力: 既存の誰かの作品を再現するのではなく
新しいアイデアをAIの力を借りて創造する意識を持つことが,クリエイターとしての基本です。
ほとんどのサービスで利用規約により,以下のような画像の生成は厳しく禁止されています。
暴力的な表現、露骨な性的コンテンツ
特定の個人や集団に対する差別,ヘイトスピーチ,偏見を助長するような画像
AI利用者の良識として,倫理的なラインを超えたコンテンツの生成は絶対に避けなければなりません。
実在する人物の顔写真を学習データとして使うことや,実在人物をモデルにした画像を生成することは
肖像権やプライバシーの侵害に該当する可能性があります。
生成した画像をブログで収益化したり,グッズとして販売したりしたい場合
必ず利用しているAIサービスの規約を確認してください。
有料プラン限定:商用利用は有料プランでのみ許可されているケースが多いです。
クレジット表記:AI生成であることを明記(クレジット表記)する必要がある場合があります。
⚠️ 注意点 2: 誤出力・不自然な描写への対応AIは完璧ではありません。
特に人間や指、文字など、複雑な部分の描写は苦手な場合があります。
プロンプトの調整: 「〇〇をはっきりと描いて」など,プロンプトを細かく調整して再生成を試みてください。
トリミング/修正: 意図しない不自然な部分ができた場合は,画像編集ソフトでトリミングしたり
修正したりする必要があります。
AI画像生成は,あなたの発想力次第で可能性が無限に広がる,現代の魔法のようなツールです。
利点を最大限に享受しつつ,著作権や倫理といった基本ルールを守りながら,安全に、楽しくAIアートを始めてみましょう!
