IT人材不足の深刻化

ロボット現在,ロボットやAI,ディープラーニングといった先端技術が盛り上がっていますが
一方では機械が職を奪うだとか,ロボットのおかげで仕事がなくなるのではといったネガティブなうわさも残念ですがあります。
かつて19世紀の産業革命でラッダイト運動がありましたが
今はその頃とは時代背景も違えば
こういった過去の出来事から学ぶこともできるのに。

経済産業省が,国内IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を発表しました。

経済産業省によると、IT人材(IT企業と、ユーザー企業の情報システム部門に所属する人材の合計)は現在91.9万人なのに対し、17.1万人が不足していると推計。人口減少に伴い、退職者が就職者を上回ることで19年から先は減少に転じる一方、IT需要の拡大が見込まれるため、人材ギャップは悪化。IT市場が高率で成長した場合、30年にはIT人材数が85.7万人なのに対し、不足数は78.9万人に上ると予測している。IT人材不足が深刻化、2030年には78.9万人不足に 経済産業省調べ

人材不足はこのIT業界に限定した事ではないと思います。
イノベーションが次々と社会へ投入され,変わっていく中
既成概念のスキームの中だけで思考することが
飽和状態なのではないでしょうか。

以前も触れましたが,私は在職者または求職者向けのPC指導の場で
事務職のための操作指導をしている訳ではありません。

ルーチン化できる内容は合理化すべきです。
そのためにPCを使うのですから。
そもそも一般職だったら,仕事が<お給料を頂く手段>のルーチンという位置づけは
もう淘汰される時代ですよね。

現実的には一概に言えない事を承知の上で言うと
必要なのは根本思想の追求だと思います。

どんなポジションでもPC利活用することで
改善できることはあるのではないでしょうか。
私は,そういったところで活躍できるスキルを指導しています。

情報源:
IT人材不足が深刻化、2030年には78.9万人不足に 経済産業省調べ – ITmedia ビジネスオンライン
IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を取りまとめました – 経済産業省