IoTから変わる世の中

これまでもWeb2.0やユビキタスといったバズワードはパラダイムシフトの予感をもたらしてきましたが,こちらはIoT時代の到来を見据えた話題です。

総務省は電子機器など機械同士の通信用に「020」で始まる専用の携帯電話番号を開放する。専用番号を割り当てることで、急成長が見込まれる次世代電力計(スマートメーター)などの新IT(情報技術)革命の成長産業を支える環境を整える。2018年にも既存の「070」は枯渇する見込みで、個人の携帯電話向けにも「060」を開放する計画だ。020と060の合計で約1億7000万の番号が使えるようになる。IoT社会に向けた動きー電子機器通信に専用携帯番号、「020」開放 個人向けには新たに「060」

ちなみにここで出てきたスマートメータとは,電力やガスなどの消費量をデジタルで計量する機能に加えて、通信機能が搭載されている計量器の事で次のような利用環境を想定しているそうです。

情報源:第8回「“賢い電力計”導入加速でスマートグリッドは動き出すか?」 – 日経スマートシティコンソーシアム

またビッグデータもつながりの深いワードで,こちらではIoTとビッグデータの関係性,世界の活用事例を紹介しています。

情報源:IoTとビッグデータで何ができるか–世界の活用事例10選 – ZDNet Japan

IoTの導入で成果を上げようとするなら、何らかの有用なツールやサービスを提供する必要があるのはもちろんだが、同時に関連するデータを収集する必要がある。
ビッグデータに関する取り組みは、単にデータを集めるだけでは意味がない。そのデータを処理して分析して知見を引き出し、その知見から事業を改善するための具体的なアクションを生み出さなくてはならない。IoTとビッグデータで何ができるか--世界の活用事例10選

そして私はデバイスは小型化,ウェアラブル化していくベクトルのその先には何があるのかにも興味が湧いてきます。
以前にもこちらの記事で紹介したニューヨーク市立大学物理学部ミチオ・カク教授によると”コンピューターという言葉も英語から消えるでしょう。”ということらしいです。

今日の電気を考えてください。どこにあるのでしょうか。足の下、壁の中、天井の中にありますが、我々は考えもしません。電気がどこから来るのか、誰が気にするのでしょうか。electricity(電気)という言葉は英語から消えつつあります。
コンピューターという言葉も英語から消えるでしょう。コンピューターはクラウドの中にあり、インターネットのどこかにあるでしょう。服や体や壁や天井など、ありとあらゆるところにあるので、どこにあるか気にしなくなるでしょう。ガンは「風邪並み」に、ネット・コンタクトレンズが登場!? 科学はどこまで発達するのか、その可能性と限界 ―ニューヨーク市立大学物理学部  ミチオ・カク教授に聞く

情報源:ガンは「風邪並み」に、ネット・コンタクトレンズが登場!?科学はどこまで発達するのか、その可能性と限界―ニューヨーク市立大学物理学部 ミチオ・カク教授に聞く – ダイヤモンド・オンライン

昔,変化の速さをドッグイヤーなんて言っていましたが,今はまさにそれよりも早いマウスイヤーへ加速しているのですね。目が離せません 😉